子どもの利き手って2〜3歳くらいではまだ定まっていないようです。
普段物を受け取る手・絵を書く手や、咄嗟に出る手が左手だった場合には、親もちょっとは気にしてしまうものですよね。
もしかしたら左利きかも?
矯正した方がいいのかしら?
- 子どもの左利きって矯正した方がいいもの?
- 左利きのメリット・デメリットって実際どんなもの?
私の実体験を読んだ上で、考えていただければ幸いです。
ぜひ、最後まで読んでみてください😊
目次
左利きの本当のメリット・デメリットを実体験から紹介
- 左利きのメリット・デメリットを紹介
- 矯正すべきか否か・左利き経験からみる個人的見解
私の情報は以下。
- ほぼ全てにおいて左手を使用する、生粋の左利き
- 親の矯正に反発し、諦めさせる頑固もの
- メリットもデメリットも把握ずみ👍
- 右利き・左利きどちらにも利点あり
- デメリットは慣れるため、無理に矯正すべきではない
- 大人都合の利き手の矯正はやめて、子どもの気持ちを考えて行動する
- 親としては、子どもの「個性」として受け入れ、過ごしやすい環境作りをしてあげることが何より重要
今まで生きてきた中で思った、リアルな左利き事情をお伝えします。
子どもの利き手を矯正すべきかどうか、判断材料にしていただければ幸いです😊
左利きのざっくり概要
世界の約10%が左利き
各国や時代によって数%の違いはあるようですが、おおよそ10%ほどのようです。
諸説ありますが、明確な理由はわかりません。
選ばれしものです。(ドヤァ)
利き手の判断は4歳位を目安に
赤ちゃん〜幼児期の子どもは、右と左、または両手を使い分けています。
1〜2歳くらいになると、やや偏りも生まれてきます。
しかしずっと右を使っているから「この子は右利き」とすぐに判断はできません。
途中で急に違う手を使い出すことも。
なので、判断は4歳を目安にみてみましょう。
その頃には会話も成り立つ歳になっていると思われます。
本人に使いやすい手を聞いてみるのもあり。
利き手が決まる要因は?
親の遺伝で利き手が決まるといった説もありますが、
両親がともに右利きであったとしても左利きになる可能性もあります(自分)
そもそも親自体も矯正された可能性があるので、確かなことは言えません。
また、他にも右脳と左脳の働きの関係で決まるといった説もありますが、確かな根拠はありません。
左利きのメリット
スポーツ時に利点あり
特に優遇されるのが対戦型のスポーツ
- 人口の90%は右利きであるとすれば、対戦するスポーツの場合右利きは左利きとは戦い慣れていません。
- 逆に左利きが対戦するのは、ほとんどが右利きということ。
- 利き手が違うということは、動きの予測もしにくくなるということです。
有利であるのは明白ですね。
野球であっても、ポジションによっては左利き有利になります。
ピッチャー、ファースト、打者がそうです。
それ以外の内野はグラブのつける場所と投げる場所の関係から難しくなりますが💦
ただし、スポーツの利点は個人のセンスによるところが大きいです。
自分は野球をやっていましたが、万年補欠でした💧
肩が弱いのでピッチャー×内野×
外野補欠です!(ドヤァ)
少数派なので目立てる
目立ちます。ええ目立ちますよ。有名人になった気分になれます👍
どちらかといえば社交的でない私からすれば、大きなメリットになりました😄
これだけで話題作りができましたから。
きっかけにして友達作りにはいいですね😊
学校なんかだと人気者にもなれちゃうかも。
右利きの人から見れば、ちょっとした憧れなんかもあるのでしょうか?
左利きのデメリット
左利き用の道具の少なさ
- カッター
- ハサミ
- 包丁
- レードル
- ギター
- etc
基本的にお店で販売されているものって右利きの人が使うのを前提としています。
もちろん左利きようで作られているのもありますが、簡単に購入するのは至難。
それでも昔よりはかなり買いやすくなったように思います。
ネットで買えますからね。
特に最近の商品は利き手不問で作られているものも多くなった気がします。
ギターはど素人から覚えるのならどっちにしろ下手くそなんだから、種類を選べる右を買えば特に問題はありません。
上記レードルってのはスープなんかをよそう時に使用するお玉の先っちょが細くなったものです。
バイキング形式のレストランなんかに行くとよく設置してあるのを見かけます。
あんなの用意するなら普通のお玉をセットしてもらいたいところ。
あれは許せない💦
左では逆手になって、変な向きでよそうことになります❌
さらに問題は下記2点
- なた
- かま
これに至っては左手での使用はかなり困難。
それこそ左利き用を注文した方がいいかも。
と言ってもそこまで必要な人はいないかもしれませんが💧
特になたはかなりの重量もあるため、慣れていない右手で振り回すにはかなりの勇気が必要です
かまも、似たようなものですね。
手書き絵で芸術的なのはご了承ください💧
左利きでも使い勝手の良いものが販売されるようになってきてはいるが、昔ながらのものは相変わらず使いにくさあり
食席には気を使う必要がある
- 右利きの方と並んで食事をする際に、何も気にせずに座ると食事中肘が当たります。
- 肘が当たらないように気を使って食べるのはとても疲れます
- 食事に行くにも気を使うのはややストレスか
広いお店なんかでは何も気にする必要はありませんが。
友人との席も私は特に気にはしませんが、気を使うのは上司との食事や付き合いの浅い方との食事。
あとはカウンター席に座る際でしょうか?
一番左端の席に座るのが無難ですね。
真ん中の席に座る際は注意!
左席には人が来ないことを祈るのみ🙇♂️
食席は、左端でおごそかに
文字を書く際に配慮が必要
国語の文章のように上から下に、行を変えては左にずらす場合には問題はありませんが、基本的にそのような書き方はあまりしないはず。
横書きで左から右に流れて書くことの方が多いでしょう。
すると鉛筆やペンのインクがまるまる手の側面についていきます。
そのまま書き続けるとノートの方にも滲んできてかなり汚くなってしまいます。
これを逃れるには書き方を変えるしかありません
- ノート自体を傾けて書く
- 自分の手を曲げて(傾けて)書く
- 手の側面の汚れなんか気にしない
ちなみに私は③です❗️
腕時計の付け方
腕時計って、基本利き手と逆側につけるのが通説です。
つけていない手を使って何かをすることの方が多いから。
上記したように世の中の90%が右利きです。
ということはほとんどの人が右につけている。
そんな中左利きは右に時計をつけます。するとどうなるか?
「時計って普通左手につけるものなんだよ?もしかして知らなかった?プw」
💢💢
もはや返答が言い訳みたいになって面倒くさいので、今では左手につけるのが普通になりました。
子供の左利きは矯正すべきか
両手を使えるようになれればベスト
物によって使いやすい方の手っていうのはあるものです。
両利きが一番得はするでしょうが、そう簡単にはならないのが現実。
理想はハイブリッド。物によって右手と左手を使い分けるようになれるのがベターでしょう。
実は意外に良くあるタイプです。
習字や文字だけは、右に矯正されている方は良く見かけますね。
無理な矯正は子供への負担を強いる
昔であれば、初めから左利きを否定して右に矯正させるのが当たり前でした。
現在は矯正する家庭は少なくなったように思えますが、逆に左利きに矯正させる家庭もあります。
小さなストレスの積み重ねはいずれ大きな問題になる可能性も秘めます。
家庭環境に軋みを産むような矯正にならないよう、気をつけなければならないでしょう。
子どもの立場に立って考えてあげることが大事です。
- 右手と左手を上手に使い分けるようになれればベター
- 大人都合の矯正はちょっと待って!子どもの意見も聞いてあげて
個人的見解
一つの個性として尊重する
上記しましたが、左利きの割合は10%前後。
選ばれし者です。
わざわざその利点を捨てる必要はないでしょう。
その子の大きな個性として、尊重してあげる姿勢は親として持ちたいものです。
無理に矯正しなくても生きていける
左利きのデメリットを羅列しましたが、正直言うと、どれも人生において大した問題ではありません。
私は左利きとして生きてきた中で、損をしたと思ったことはありません。
必要であれば大人になってからだって矯正することは可能です。
本人にやる気があれば、なんでもできるという話です。
道具も左利き用の便利なものが簡単に購入できるようになりましたからね。
右利きなら右利きの利点。
左利きなら左利きの利点があります。
まとめ
- 右利き・左利きどちらにも利点あり
- デメリットは慣れるため、無理に矯正すべきではない
- 大人都合の利き手の矯正はやめて、子どもの気持ちを考えて行動する
- 親としては、子どもの立派な「個性」として受け入れ、過ごしやすい環境作りをしてあげることが何より重要
親の都合で子に強いるようなことにならないよう、良く考えて行動していきたいところです。
少なからず、私は左利きでよかったと感じております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊